カールラガーフェルド

2019年2月19日

カールラガーフェルドが85歳で永眠されました。

 

昨日、行われたシャネルのオートクチュールのショーでは初めての欠席ということで

体調を崩しているのかと気にかかりましたがこのようなことになるとは。

 

カールラガーフェルドは私がファッションを志した時(2002年頃)には既にシャネルのデザイナーとしてモード界の帝王として君臨していました。

 

それまでシャネルについては下品な金持ちの代名詞的ブランド(関西ではハイヒールモモコが好きなブランドとして有名だった)というイメージしか私は持ち合わせていませんでした。あまりに無知だったせいです。

しかし、初めてカールのつくりだすシャネルの作品を観て衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。

 

私が初めてカールのシャネルを見たのは2002年の秋冬コレクションだったと思います。ロックテイストでありながら圧倒的に上品であり可愛らしいのです。

まさに女性の為の服というものでした。

当時中学生だった私はかなりシャネルのマネをしたデザイン画をたくさん描いていました。それくらい私にとっては衝撃的に可愛らしい世界でした。

 

それから今日に至るまでシャネルは常に最高峰にありました。

いつ見てもそこのは変わらないエレガンスがそこにありました。

モード界の帝王が旅立った今、ファッション界は不快悲しみに暮れています。

 

しかしカールが遺した数々の遺産は確実にファッションを志す者の中に根付き、

生き続け、語り継がれ、伝説は伝説のまま生き続けるでしょう。

 

安らかに。