もののけ姫

7月3日(金)曇り時々雨

 

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”一生に一度は、映画館でジブリを”

そんなキャッチコピーとともに

風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ゲド戦記

の4タイトルが全国の東宝シネマズにてリバイバル上映されている。

 

4タイトルの中でも特にもののけ姫に関してはずっと映画館で観ることが出来たら…と思っていた。

もののけ姫が公開されたのは1997年。私が11歳の時らしい(想像より大きかった)

こんなに話題作であればジブリ好きな母と観に行っていても良さそうなものだが(おそらく)観に行った記憶はない。

 

もののけ姫は私にとってジブリの中でも(なぜか)特別なポジションにある作品だ。

常に心のどこかで観たいという気持ちは持ちつつもテーマが重めなだけに気軽に観ることができずなんとなく神格化すらしている。

物心ついてから過去のジブリ作品を映画館で体感できたらさぞ感動するだろうと思い続けてきた。

そしてようやくそのチャンスが来たのだ。

 

リバイバル上映が決まった時、おそらくチケットの争奪戦になるであろうと予想していたのだが、

映画は1日3〜4回毎日だいたいの映画館で上映されているためか予想に反してあっさりチケットがとれる状況だった。

どうせなら良い環境で観たいと思い、歌舞伎町にある東宝シネマズのtcx(通常のスクリーンよりかなり大きい)のチケットをとった。

 

感想はとにかく感無量だったとしか言いようがない。

幾度となく観ているのでストーリーはもちろん把握しているのだが、

やはり映画館で観ると入ってくる情報量がDVDなどとは圧倒的に違う。

また、自分自身が大人になって理解力が高くなっているおかげで、

以前までは人間vs自然くらいの構図にしか捉えていなかったのだが、

人間の中でも各々に派閥と思惑があり、自然は自然で派閥があり、

登場人物それぞれの立場や想いが複雑な情報として享受することができた。

 

視聴後は興奮が冷めあらずこのテンションではしごをしたい気分だった。

しかし冷静になって日を改めることにした。

 

明日は千と千尋を観に行く。